映画「シンドラーのリスト」

映画「シンドラーのリスト」


深く考えさせられる映画でした。
大戦があった頃の実話で、生存者のなまなましい話しなどがあり
戦争が、どれほど人の人生を変えるか、思い知らされた。

1939年、ドイツ人のシンドラーは戦争で儲けようと思いポーランドにやってくる。
彼は鍋を作る工場を買い、ユダヤ人を雇い入れた。
なぜなら、ユダヤ人は労働賃金が安くて済むからだ。
しかし、実際の経営は有能なイザックがやり、彼はPR係をした。
最初の動機は不純なものだったが、
次第にシンドラーは、同胞であるはずのドイツ兵が行う残虐な仕打ちに
反発心をいだきはじめる。
やがて彼は自分のために使おうとした巨額の富を、ユダヤ人を救うために
惜しげもなく使い始めた。ありとあらゆる手を尽くし
そして、1200人を越える人を救った。
最後の日、彼の元に労働人から指輪が手渡された。
その指輪にはヘブライ語で「たった一つの生命を救う者が世界を救える」
と印されていた。
それを知り彼は半生を振り返った。
「私にはもっと出来たはずだ。もっと多くの人を救えたはず、
だのに私は・・・
こんなことなら浪費癖を直しておくんだった。
この車を売れば10人救えたはずだ。
このバッチを売れば2人救えただろう
いや、たとえ1人でも多く救えたはずなのに
それなのに私は・・・何をしていたんだ」

映画が終わり、生存者の赤裸々な発言をつづったドキュメントをみた。
シンドラーにどれほど助けられたか、
どれほど生きる勇気をいただいたか、
感謝の声で満ち満ちていた。

シンドラーの救ったユダヤ人の子孫は現在6000人以上になるという。

同じカテゴリー(映画)の記事画像
The LAWS of the UNIVERSE - PART 3
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」感想
鏡川竜二と寺沢一徳の人生
永遠の名画とは
なぜ、あの時・・・
「二十歳に還りたい。」
同じカテゴリー(映画)の記事
 The LAWS of the UNIVERSE - PART 3 (2024-07-15 09:54)
 映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」感想 (2024-01-06 18:06)
 映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」 (2023-12-29 21:56)
 ディズニー映画「ウィシュ」と☆ (2023-12-24 21:52)
 鏡川竜二と寺沢一徳の人生 (2023-11-06 07:44)
 永遠の名画とは (2023-10-02 07:06)
カテゴリ
< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
プロフィール
カッペリーニホープ
カッペリーニホープ
長野県出身 
日光の瞑想センターで反省したら、
周りの景色が素晴らしく見え
それ以来写真を撮るようになりました。
オーナーへメッセージ
過去記事