2018/05/14

ようやく観る事が出来た「さらば青春、されど青春。」
心がほっこりと温かくなる映画でした。
試写を観た人の話しですと、映画の後半から盛り上がるという事でしたが
個人的には、最初の方から面白かったです
中道真一の、それこそ真っ直ぐな人生がとても微笑ましくて
映画の中にぐいぐい惹き込まれてしまいました。
徳島の家族の優しさや、喫茶店のマスターの優しさ
学生時代の友人の優しさなど、やさしさが随所にあふれてて
観ていて、幸せにしてくれるストーリーでした。
中道真一が大学時代、好きな人に何度も手紙を書いても、ふられる人生だったのが
社会人になったら頭角を現し、難攻不落といわれる額田美子と良い関係になるのは
観ていて胸躍るものがありました。
難攻不落の額田美子は、中道真一の本質を見抜いていたのかもしれませんね
ほのぼのした感じも素敵だなあ♪
そして、地道にコツコツと努力した事は決してムダにはならないんだなあと思いました。
映画の予告編でもヒロインである千眼美子さんの演技が際立っていましたけど、
本編では京本政樹さんが凄く良い味出してました。
それと、中道真一の後ろ姿の風格! あれ!本人出演かな?と思ったほどステキでした。
この映画の昭和の時代の昭和観は細部までこだわっていて驚きでした。
自動販売機でコーヒーを買って飲む時に、プルタブが離れるところや
マッチで火をつけてお湯を沸かすシーン。などなど
あった、あった、それそれ!!って思いました。
とにかく観終わったあとさわやかな気持ちになるのが良いですね。
なんだか、また観たくなってしまいました(^^)