2008/09/21
仏教では愚痴や不平不満、怒りなどは良くないことと教えられています。
では、そういったマイナスな思考を出さないようにするためには
どうしたらよいかというと、
それが余裕だということです。
世の中には不平不満や愚痴、怒りなどを殆ど出さない人がいます。
知人の板前さんもその1人です。
その知人は一年の中で、一番忙しい時期にでも
計画的に休みが取れる人なのです。
昼間用事があるとしたら
朝一番で料理を作るときに、昼の料理まで作ってしまいます。
そして夜の献立の段取りまで終えてしまうのです。
そうすると昼間板さんがいなくても、誰も文句は言いません。
先へ先へと進んで昼寝をしているウサギには悩みがないように
予習型の板さんは心に余裕があり、不平不満が出てこないのでしょう。
又、健康に関しても、
倒れてから医者に通うようであってはダメだといわれています。
日頃から体力をつけることが大事なんですね。
数年前定年退職されたNさんも積極的体力造りに励んでいます。
彼はカメラを片手に山歩きをしています。
そのカメラのアクセサリーシューに水準器をつけて
常に構図をチェックしています。
カメラをもつことによって体力をつけるだけでなく
ボケ封じにも役立っているわけです。
その方は心穏やかに生きていらっしゃいます。
やっぱり、先へ先へと進んでいる人は心に余裕があって
不平不満が出ないんだなあと思います。
自分もウサギ型の人生を生きるぞと決意しました。