蓮の華のごとく
2009/09/19

仏陀は蓮の花を愛した。
蓮の咲く沼は、どれもこれも、決して見栄えのよいものではない。
いや、言葉を換えれば、むしろ不浄の沼と言ってもよい。
決して、清らかな沼ではない。
水も濁り、泥もまた悪臭を放っているかもしれない。
そのような泥沼を好んで蓮の種はまかれ、
そのような泥沼のなかから、好んで蓮は華を咲かせるのだ。
泥水の上に、清らかな茎を伸ばし、
そして、世にも希なる赤い華を、紫の華を、白い華を咲かせてゆく。
その姿はとても、この世のものとは思われない。
諸々の比丘、比丘尼たちよ。
あなたがたの使命もここにあるということを悟りなさい。
あなたがたの天命もここにあるということを知りなさい。
〜
そのような泥沼のなかからも、すばらしい蓮の華を咲かせよ。
それが、あなたがたが今世、
我が弟子として生まれた事の意味であるのだ。
我はそのように、語り、そして、今も語る。
国師 大川隆法先生著 書籍「仏陀再誕」より
この秋、映画「仏陀再誕」いよいよ公開です
