遅れてきた君
2023/06/27

楽曲「遅れてきた君」
作詞・作曲 大川隆法先生
この楽曲は総裁先生、総裁補佐先生、
お二人の御成婚七周年記念のときの楽曲です。
まるで、最後の歌詞に魔法がかかっているかのようで
何度聴いても思わず最初から聞き直してしまいます。
ドイツの作曲家メンデルスゾーンのおじいさんモーゼは背が低く、
背中に醜いコブがあったそうです。
おじいさんが若い頃、ハンブルグの町の美しい女性に恋をしました。
しかし醜い姿は美しい女性を怯えさせるだけでした。
ハンブルグの町を去る日、モーゼは勇気を振り絞り
思いきって心の内を打ち明けることにしました。
ところが美しい女性はモーゼに会ってもうつむいて
顔を見ようともしませんでした。
そんな彼女にモーゼは言いました。
「生まれてくる前、結婚の相手を決めてくるんです」
「その伴侶は背中にコブをもって生まれる」と神はお教えくださいました。
私は、女の子にコブがあったのではあまりにも可哀想だから
どうか、そのコブを自分の方につけてくださいと祈りました。
その言葉を聞いた彼女は顔を上げ、優しい眼差しでみつめ
モーゼの手をそっと両手で包んだのです。
そして二人は結婚しお互い末永く愛しつづけたそうです。
きっとこの美しい女性は生まれてくる前の事を思い出したのでしょう
この背中のコブの話を知り、総裁先生の前妻との醜いコブのような大変な人生を
耐え抜いた先生の後ろ姿を思い出してしまいます。
お優しい先生は、もちろんあのようなカルマは無かったと思います。
きっと誰かのカルマを引き受けてくださったのではないかと思えて仕方ありません。
いや、もっというなら、地球の全責任を背負ってお生まれくださっているのですから、
どれほどの慈悲でございましょうか。
遅れてきた君〜遅れたのは僕の方だったのかもしれない・・・
まるで、時の流れの円環を巡る旅のような不思議な楽曲でございます。
