今年の初詣
2025/01/10

https://youtu.be/cJe3QkhP2ks?si=GxAWnnOiTqcYtI9m
今年の初詣は何処にしようかと悩んでいたところ
あっ、あそこだ!!とインスピレーションがありました。
昨年は本当に大変な年でした。
怨憎会苦、愛別離苦、求不得苦 が強烈だった年でした。
その中でも良い事もあったものの、背負えないような苦しみと思えるものが
多かったように思います。
尊敬する知人の死にもショックを受けました。
特に驚いたのは岐阜のKさん
Kさんからは「愛のあとさき」の美しい詩篇を
教えていただいた。
未だ大手出版社から出る以前、何年も前の事
その内容の素晴らしさから
時代を下れば必ずや世に現れるものだと思いました。
今でも忘れられない思い出です。
そんな尊い事をされてる方が早死にされるなんて
これっぽっちも思っていなかった。
きっと、あの世も人手不足なのでしょう。
そんな悲しい事がいっぱいあった年でありました。
そんな時だからこそ、
尚更、人は信仰を大切にしなくちゃいけないんだと
思いました。
日本の神の最高神は天御祖神
その発祥の地である富士山の近くの地にどうしても行きたくなりました。
天御祖神は太陽のような御存在
世界で一番元旦の早い日本の地で昇る太陽を拝めたら
人生最高の幸せだと思ったのです。
元旦の日に山の頂上に登っている人は、せいぜい10人ぐらいかなと
思っていたのですが
実際に昇ってみて驚いたことに、何百人もの人が頂上にいたのです。
もしかしたら千人超えていたかもしれません。
山の頂上から下界を見渡せば、素晴らしく美しい世界
山の登り口には駐車場もあって、殆どいっぱいになっていました。
回峰行といって、歩いて巡る人たちも昨年と比べ2倍を超える人数で
関係者も驚いていました。
天御祖神を知る人はどのくらいいるか分かりませんが
この地にこんなにも沢山集まったのも偶然ではないように思います。
実際、太平洋から太陽が昇る瞬間を見つめてみると
青から赤に変化する大空の
その、壮大な美しさに感動して、うるうるきてしまいました。
ああ、こんなにも素晴らしい新春特別初日の出コースがあったなんて
いままで、なんで誰も教えてくれなかったのだろう
なんて、思っていたら。
ハッと気づくものがありました。
誰も教えてくれなかったと、人のせいにしてしまう想い
これこそが妖怪の思いなんだなと思いました。
実際、素晴らしいかどうかは別として
新春初日の出コースがあることを20年も前から知識として知っていながら
いつも寝正月していたのは人のせいではなく自分の怠け心
素晴らしいかどうかを確かめることすらしなかった
ずくなし人間でした。
たまたま同じ宿泊所に泊まっていた神奈川県のWさんは
20年間毎年参加していると教えていただき
自分の怠け心が恥ずかしくなりました。
そのWさんからは年越しそばがあることを教えていただき
それがまた、無料なのにめちゃ美味しくて新鮮な驚きがありました。
美味しいのを食べると何故か幸せな気持ちになります。
そして、なによりも、山の頂からみる絶景の世界
これはもう後には戻れなくなりました。
命ある限り続けようと思いました。

