2017/12/09

むかし、むかし、信濃国(長野県)出身の力士で、もの凄い強い力士がおりました
その名を「雷電」といいます。
雷電は勝率9割6分を誇る大相撲史上最強力士だったのです。
相撲は、国技であり、御神事でもあるといわれています
相撲は御神事ゆえに、みそぎはらいとも関係があるのです。
力士は廻しだけを身につけて土俵に上がるのは
「神の前で隠すところはなにもない」
という意味なのです
塩を撒くのは、お清めのためであり、「浄霊」「浄化」の意味があるそうです。
相撲の取り組みで勝負をするというのは即ち「御神事占い」にも通じるものなのです。
横綱北の湖のお言葉はこのように語られました
正々堂々と立ち向かっていって、全力でぶつかって相手を弾き飛ばすんだよ。
これが横綱の戦い方だからね。
胸がすくようなスカットした勝ち方をしなきゃあ、だめだ。
ようするに、八百長試合などというのは以ての外であるわけです。
横綱はガチンコ勝負で勝ち続けるからこそ横綱なのです。
相手に負けてもらって勝ったとしても、そんなもの何の意味もないのです。
御嶽海にはぜひ雷電のような力士になっていただきたいと心から願っています。

写真*諏訪大社と浅原神社
以下参考文献