「小説家を見つけたら」という映画があります。

物語はどこにでもありそうな町の裏通りで、

どこにもいそうな少年達の会話から始まります。

16歳の少年ジャマールは

ハイスクールに通うバスケットが得意な少年でありました。

ある日、友人仲間と変な家にすむ変な人間

の存在を確かめるために夜になるのを見計らってその家に忍び込んだのです。

てっきり寝ているとばかり思いこんだジャマールは

人が起きているのに気づきませんでした。

そこで彼が見たものはおびただしい量の

本の山に囲まれた一人の老人の姿だったのです。

突然目の前に現れた老人に驚き一目散に逃げる少年。

ただ彼はうかつにも自分のバック・パックを忘れてきてしまう。

それが少年と老人の運命の始まりでした。

一方スピリッツア賞受賞の作家ウィリアム・フォレスターは、

たった1作を残して行方不明になっていました・・・。

 この映画は全く違う人生を生きた人間が、

ある事件を境に知り合い、

学びあい、新しい可能性を見つける物語です。

老人は生き甲斐を見つけ、

少年は希望を胸に抱く。

物語の中ほどに出てくるクロフォード教授は

優秀な少年の才能に嫉妬し、

少年を退学に追い込もうとする。

嫉妬の心は天使を悪魔に変えると学んでいますが、

恐ろしいことです。

この映画の老人のように才能を愛す事が出来たなら

少年から沢山の宝物を発見出来たでしょうに。

引きこもりの人生を送っていた老人と

若い少年のお互いを尊敬しあうすがた、

年の差を超えた友情は美しい。

おそらくこの映画を見た誰もが何かを学べる作品であると思います。


この映画と同じように都会のオアシスである

東京正心館でも

様々な出逢いが待ち受けているのでした。




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プロフィール
カッペリーニホープ
カッペリーニホープ
長野県出身 
日光の瞑想センターで反省したら、
周りの景色が素晴らしく見え
それ以来写真を撮るようになりました。
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