第111回 長野えびす講煙火大会にて
2016/11/25
今年111回を迎えた長野の花火大会ですが
メチャ寒い時期で、さらに不況の世の中にも関わらず
毎年見物客が増えているそうです。
長野の講煙火大会の歴史は古く、その前身は江戸時代からあったそうです。
長野えびす講の人気の秘密はお客様への感謝の気持ちだと思います
むかしから一年の感謝の気持ちを込めてえびす講に安売りをして
お客様を喜ばせていた歴史が積み重なって111回にもなったのだと思います。
他の花火大会では有料の観覧席は場所取りのための料金でしかないのですが
長野えびす講煙火大会の場合はお土産がついているので魅力的ですね
このような気遣い、サービス精神、与える愛が繁栄の原動力だと思います。
こういう事は商売だけに留まらず宗教でも同じですね
アメリカのキリスト教会では、発展している教会は信者に与える愛の実践をしているわけです
同じ教会でも奪う愛になっているところは信者の集まりが悪いわけです。
日本の宗教でも同じですね。
お布施のところで○○円以上とか明記して平気でいるところは・・・発展しませんね
以上のところを目安に書き直しているところは発展しているのです。
例えばお正月の初詣に神社やお寺の賽銭箱に「賽銭は1000円以上」とか書いてあったらどうですか
その神社やお寺には、だんだん行きづらくなりますよね。
目安としての1000円ならば良いけれど、税金の取り立てみたいな気持ちで○○以上としたら
人の気持ちが離れていくのは当たり前なのです。
1000円以上お布施するかどうかは、布施する側のまごころの現れであって
受ける側が強要するものではないのです
長野えびす講煙火大会に学ぶ事は多いですね。