2022/04/19
この小説は、前作のようには笑えなかった
というより、そもそも笑える作品ではなく、怖い内容になっていました。
受験戦争で負傷した家族の物語であり
読んでいて悲しくなってしまいました。
読み終えての感想は
「縁がなくてよかったー！」です。
縁がないことがこれほどまでにありがたいことなのかを知る
ある意味、逆説的で不思議な内容になっています。
もし、自分が高山家の長男であったらと思うと
背筋が凍るような怖さを感じるのです。
きっと、もっとぐれて多大な迷惑をかけたかもしれないし、
途中でバーンアウトして、そのまま帰天してたかもしれない。
そもそも、あんな、何万人もいる会場で司会するのは嫌だし
ましてや、楽器を演奏して歌うのだってダメだ。
映画の主役なんてもってのほか
芸能プロダクションの社長だってやりたくない。
きっと、役立たずの極地人間となっていただろう。
唯一できそうなことは建設会社での勤務
それも役職ではなく、平社員でゴミ拾いやゴミ片付け、清掃ぐらいなら出来そうだ。
それをみた康徳氏は今以上に落胆し、存在そのものが無かったことにしたいだろう
だから縁がなくてよかったのだ。
裕三氏のいじめ克服から東大合格までのエピソードは泣けてきた。
雪の日の康徳氏の行動にも感動した。
すばらしいではないか。でも自分が経験したいとは思わない。
そもそも英語が苦手だし
康徳氏との政治対談で難しい質問のみならず簡単な意見さえ言えない。
縁がなくて‥‥‥ ホッとした。
話を現実に戻しまして
高山家のご家族は長野県に来てくださったことがあるんです。
一度だけ御家族を県内でみたことがあります。
もちろん、遠くで‥‥
ただ、長野県にいて下さっている
それだけで、とっても嬉しい気持ちになりました。
高山家の未来がすばらしい未来でありますように♪
2022/04/07
ウクライナ問題について、いまいちよくわからなかったので
YouTubeの動画を見てみました。
あのSさんの出演する動画だったのですが
残念ながらよくわかりませんでした。
もしかすると、こちらの頭が悪すぎたのでしょうか
Sさんは、昔とある編集長をされていた時は
長野にも何度もおこしくださって、毎回お話を聞くのが楽しみでしかたありませんでした。
なぜならお話しがとてもわかりやすくて、例え話も素晴らしく愉快で
時の経つのも忘れてしまうほどの魅力にあふれていた方だったのです。
本当はユニークなSさん、動画では真面目になりすぎてしまって
本来の時事問題のわかりやすさの魅力が消えてしまったかのようで
とても寂しく思います。
やはりSさん、汗をかきながらお話ししてくださるのが一番だと思います。
あの熱意、本当に凄い。
ああ、願わくば、もとの魅力ある人に戻ってほしい・・・
あっ！ ウクライナ
今回のウクライナ問題をたった一行で表現された方がいらっしゃいます
「このウクライナに、アメリカ製の核ミサイルがモスクワに向けて並ぶことは、ロシアにとっては悪夢であろう」
なるほどなあ！と思いました。
だからウクライナ侵攻なんだなあ
例えば
ロシアを長野県にたとえて、佐渡島をウクライナの立場だとするならば
佐渡島が独立して北朝鮮と組んで、長野県に向けてロケットを発射する準備をしている状態
これは、長野県としては断固阻止せねばならない出来事なんだなあ。
2022/04/07
大分雪もとけて、楽しい雪片付けはもう終わりだなと思っていたところ
とある豪雪地帯では、今日も雪片付けをしている人がいて驚きました。
まだまだ雪のあるところにはあるもんなんだなあと思いました。
友人のKさんは雪解けの風景が好きで
個展に行くと、毎年必ず雪解けの風景作品が展示してあります。
どの作品にも、春の息吹が感じられます。
雪のない地域の人には残雪の風景がきっと新鮮に見えるのだろうなあと思います。
そんなKさんの得意技は・・・突然いなくなること（笑）
今日はどうしたのかな？
そう思って
後日、Kさんに訳を聞いてみると、「スケッチに行ってたんだよ」・・・て
流石Kさん、大事な時期は絶対にはずさない。
一番美しく輝く時を知っているからこそ、作品にもそれが宿るんでしょうね。
もの凄く美しい写真を撮る写真家も同じような境地に達していました。
ある方が「どうしてこんな美しい写真が撮れるんですか？」と聴いたところ
その秘訣は、「その場所が一番美しくなる時に撮っているからですよ」
と、そのように答えていました。
なるほどなあと思いました。
