小説「十字架の女」
2022/05/15
話題の小説「十字架の女」をようやく読みました。
とあるユーチューブで遠江氏が力説されてましたが
本当に衝撃的なラストに驚きました。
小説の終わりには、(おわり)と記されていたが
本当に終わりなのかなと思いました。
だけど、「つづく」とは書かれていなかった。
なぜだか涙が出てきた。
昔の映画「パピヨン」には背中に十字架の入れ墨がある男が
壮絶な人生をおくる物語が描かれていましたが、
この小説の主人公である女性も壮絶な人生をおくるのです。
映画「パピヨン」の主人公は実在の人物が遭遇したノンフィクション物語。
映画制作のときには本人からのアドバイスもあったとききました。
この小説の女性の場合はどうなのでしょうか?
そんな風に考えてしまうほどリアリティーに満ちた物語でした。