印象に残った医学博士のお話し
2007/06/25
だいぶ前の話になりますが、
地元の市民会館に医学博士の講演会があり、
そこに行ってみました。
その講義の中で特に印象に残ったお話は
「私は仕事がら、人の死に直面する機会があるのですが、
ひとつ分からないことがありました。
それは、人間には生きるために必要な酸素や栄養や血液などがありますが、
生きるために必要な全ての条件を満たしているにもかかわらず、
死んでしまう人がいました。
そして一度死んでしまった人間は生き返らないのです。
生きるために必要な条件を満たしていながらなぜ生き返らないのか分からなかったのです。」
さすが医学博士、我々凡人とは考えることが違うよなと思いましたが、
よくよく考えてみれば不思議な話です。
そして博士はこの問題の回答を得るために様々な文献を調べ、
ついに分かったことは、人間は魂が本質であること。
そしてその魂は仏神がお創りになられたものである
ということだということでした。
たとえ肉体は生きるための条件を満たしていても、
本質である魂が肉体を離れ、霊子線が切れると死んでしまう。
そして人間の死とは脳死ではなく、
心臓の停止が肉体の死であり、
本当の死は魂と肉体をつなぐ線が切れたときであると教えて下さいました。
今でも忘れられない話です