７月９日　上田駅前にて
幸福実現党・及川幸久氏の街宣がありました。

及川氏は３つの公約を掲げました。

一つ、信州の農産物を世界に輸出し、
そして日本の農業を輸出産業に変えよう！

二つ、年金のお金を減らすのではなくて、
年金そのものを抜本的に変えて
消費増税に頼る年金制度をやめよう！
若者向けに新・年金制度をつくろう！
そして消費税は減税しよう！

三つ、年金のお金を減らすぐらいだったら、
議員の数を減らして
政治家が先ず、自ら心を正せ！！


多くの国民は年金が少しずつ減らされている事に危機感を感じており
さらには、年金生活者がいつのまにか、介護保険まで取られている。
同時に消費税は２年前に３％も上がっている。

年金というのは本来、物価にスライドして上がっていくものであるんです。
しかし、現実は年金の額を減らされている。
結局年金生活者の手取りは減っているわけです。

日本のように公的な年金を株に投資する国はまずありません。
それでお金がなくなって、増税しようとしているわけです

ですから年金制度は抜本的に変える必要があります。
積み立て式に変えて、自分が払ったものは自分に還ってくる年金
そういう年金に変えていかないと、若い人の働く気がなくなってしまう。
若者向けの新・年金制度、これを今こそやるべきです。

242人の参議院議員の人が６年間働いて、いったいどれだけ変わったのですか
議員１人に５億円ぐらい使っているのです。
それで、１人に対し年間７〜８千万もの公的基金を使って、成果は何なのか

議員がどれだけの成果を出しているのか、報告を出してもらおうじゃないですか
そういう評価機関が日本には無い。アメリカにはありますよ。
議員一人一人が任期中に何をしたか、
その結果どんな実績を出したのかというのを客観的に評価されるんです。

日本では、実際、公的基金を議員一人当たり年間７千万も使ってそれだけの成果が出てますか？
出てないでしょう。
であるならば、国会議員を見直して、議員の数を減らした方が良いではありませんか。
実際242人も人がいらないんです。20人もいたら十分なんです。

この国は政治家ほど嫌われている職業は無いんじゃないかと思います。
政治家はウソをつく
政治家は約束を守らない
政治家はお金に汚い
・・・これが政治家だと思われているんですよ
それほど政治家は信用されていないんです。

もう一度政治家の倫理や信用を確立するには
まず、政界自体を浄化する必要があります。

そのためには、倫理観とか、道徳観とか愛国心とか正義感とか
そういう本当の意味での人物を私達が選ぶ必要があります。

私は長野県の景気が良くなるためにはどうしたら良いか一年間考えました
もう、安倍さんのせいだとか、人のせいにしても景気が良くならないので
やっぱり、自分たちでやるしかないんですね。
そう思った時に、この長野県の強みは一体なんだろうか、考えた時に
長野県の強みの一つは農業だと思います。

なぜ、そう思ったかというと、私はアメリカに住んでいた事があるので
アメリカは巨大な農業大国なんです。
アメリカは世界一リンゴを生産して、世界一リンゴを食べる国なんです。
でもアメリカのリンゴは小さくて酸っぱくて、甘くなくて美味しくないんです。

長野のリンゴは大きくて蜜が入っています。
こんなリンゴはアメリカでは見た事がないわけです。

リンゴだけでなく他の農産物も世界に輸出して高く売れるのであれば
日本の農産物は輸出品になります。
農業は輸出産業になります。
農業が輸出産業になった時に、その国は農業大国になります。

アメリカも、フランスも農業大国です。
イタリやもドイツも農業大国です。
こういう先進国は農産物を世界に輸出しているんですよ
だから、その国の農家はそれなりに儲かる仕組みになっているのです。
後継者がいないという事もありません。

じゃあ、日本はそれだけ負けているのか
負けてはいません。
負けてないどころか、信州のリンゴは世界で一番美味しいです。

そうであるからこそ、日本の農業を輸出産業に変える。
そうなれば農家は十分な利益を得られて、若い人たちも入ってくるようになります。
農業が新しい産業に生まれ変わるんです。
こういう事を実践してみたい。

本当は国家がやらなければいけない事なんですが
やらないので
信州のリンゴを非公式ながら売り込んでみました。
リンゴだけでなく山芋も売り込みました。
すると、どれもアメリカ人にうけるんです。

それがハッキリ分かったので、信州の農産物は輸出出来る
輸出出来るのみではなく、世界で高付加価値の高額の商品として農家を儲けさせる事が出来ると確信しています。
まず実績を出したいと思います。そうなれば信州の農産物だけじゃなく日本の農産物が輸出出来ます。

日本の農産物の良いところは、安全性が高いのです。
特にアメリカは農薬がすごいので、農薬づけの野菜や果物しか売ってません。
日本の安全で美味しい農作物が世界に輸出されたら、世界に影響を与えます。
そうなった時に、日本の農業が世界を救う事になるんです。
日本が世界のリーダーになる。その具体的な一つが農業なんです。

日本の高い技術というものは世界を救う力があるんです。
それは、日本人は真面目で勤勉で器用で人のために尽くす人たちだからです。
自分のためだけじゃなくて、人のために一生懸命やろうとする民族は
世界中にいないんですよ。

世界を変えていくのは日本の力です
その内の一つが農業なんです。
その最先端にあるのが信州のリンゴですよ

農業を生かす事によって
農業を国際産業にする事によって、この長野県の景気が良くなってくると
私は信じます。
そうすれば世界中から観光客がもっと来ますよ。
そうなった時に、長野オリンピックを開催した事が生きてくると思います。

信州を世界に出していく
それをやるのは安倍さんではないです。
それをやるのは皆さん一人一人です。
皆さんの力を合わせて、ここを良くしていかなければいけない

それは、なぜかと言えば
この国の主権者は天皇陛下でもないし、安倍さんでもない
この国の主権者は我々国民だからです。
我々一人一人がこの国の代表なんです。

みんなが力を合わせて、この国を、この県を良くしていく
その力を見せる事によって、日本は世界のリーダーになります。
それが、最後にみなさんにお伝えしたい事です。





と、鋭い指摘でした。
及川氏はアメリカで実際に年金の運用会社にいた事もあって
世界から観た日本の現状がお分かりになる方でした。