人は死んだらどうなるのか 一

カッペリーニホープ

2023年09月24日 08:05





 実際のところ、

死ぬ前の一ヶ月や、そのあたりは

肉体的には、そう楽なものではないのは事実ですけれども、

それは、ちょうど、青虫が蛹になり、

脱皮して蝶になるような感じでした。

(死んで)まだしばらく、一日ぐらいは、

いわゆる霊視線が肉体と魂とを結んでいるので、

魂は、肉体に近いところで、上空から

関係者の生活を見たりしているような感じでした。

だから、葬式に来ている面々の顔や、着ているものや

話している内容等は、よく分かりました。

「心の中で、何を考えているか」ということも

何か、ガラス箱のなかを覗いているような感じで、よく見えました。

死んでしばらくは痛みが残るのですけれども、

「だいたい、丸一日、二十四時間たつころに、霊視線は切れる」

そのころには、その病気の最後の症状の部分は

もう、非常に薄らいできています。

死んであの世に還りますと、非常に軽いですね。

まさしく、軽やかな感じです。

思った所に飛んでいけるというのも、いいことでしたね。

もちろん、死後まもなくの方は、まだ霊界の法則には慣れておりませんから、

導きの天使というか、指導霊が来て、手を差し伸べ、

いろいろなことをガイドしてくれます。

やはり、「生前に宗教を知っていた」ということ

「正しい宗教を信じていた」ということは

すごく大きな値打ちがあるということだなあ



  書籍「善川三郎の霊言」より

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